OLAP!でも【忘れてもらえないの歌】 [∞新聞・雑誌]
QLAP! クラップ 2019.12月号
川倉由起子さんによる
【忘れてもらえないの歌】ゲネプロリポ
主人公・滝野を安田にしかできない
繊細な芝居と歌で表現する姿は
圧巻の一言だった
座長の安田は、
ポジティブで
常にひょうひょうと振る舞う
滝野をダイナミックに表現。
小柄ながら
舞台のどこにいても存在感があり
シーンごとの感情を
丁寧に紡ぐ芝居にも引き込まれる
「シーンごとの感情を丁寧に紡ぐ」
そうです、そうです、そんな感じ!
どこのシーンを見ても
滝野亘がいた。
だからいつ見ても
滝野は滝野だった
麻子に
「あんたの笑顔、嫌い」と言われ
ヘラっと笑ながら 滝野は
「慣れますよ」と返す
本心をぶつける麻子は
笑顔でけむに巻くことなく
本心で返してほしかったのか
昭和の名曲『ラッパと娘』では
滝野を通して安田自身が
誰より楽しんでいた姿に
こちらも胸が躍った
まさにそう!
1幕最後の『ラッパと娘』は
滝野の煽りもあり
日を重ねるごとに
盛り上がりも大きくなっていった
ここはライブ会場か!?
そんな感じもしたよ
私は毎回、滝野が
ギターボディを叩き終えるまでは
双眼鏡でヤスくんロックオン。
そこが終わってから
手拍子しながらノリノリ(笑)
滝野が大事に想っていた仲間。
きれいな思い出はセピア色…
文章と写真が
とてもよく合っていて
1枚の写真ごとに
舞台のことを思い出すよ。
いい作品だったなあ
タグ:#安田章大 #忘れてもらえないの歌
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